ストーリー

舞台は砂漠、魔法も魔物も存在する時代。
はるか昔、この地方にはエルフと魔女が住んでいました。エルフたちの住む都市は、
豊かなオアシスの恵みで栄えていました。それは、水を湧かせる不思議な石の
おかげだったと言われています。
しかし、彼らの繁栄も長くは続きませんでした。ある日突然オアシスの水が枯れたのです。
水を独占して他の者たちに分け与えなかったエルフたちに怒った魔女が、
オアシスの源であった石を彼らから奪っていったのでした。
水が枯れたエルフの街は衰退し、ついには廃墟になってしまいました。
エルフたちの都市から失われたオアシスの源石は、今でもどこかで水を生み出し続け、
大地を潤しているようです。

砂漠の真ん中に位置する交易都市ジュハールにはこのような言い伝えがありました。
主人公は世界中を旅するキャラバン（隊商）の一員。物語は主人公たちのキャラバンが
砂漠地帯に着いて交易都市ジュハールに向かうところから始まります。
交易都市ジュハールは主人公が何度も訪れたことがあり、多くの知り合いがいる、
思い出深い場所です。主人公は久しぶりの帰還に胸を躍らせていました。

主人公たち一行が道中のオアシスで休憩していると、突然盗賊が襲ってきました。
しかしそれはこれから起こる事態のほんの序章に過ぎませんでした。
そこから主人公は水をめぐる争いに巻き込まれていくことになります……。

Presented by Nonlinear 2012