夏休みの宿題。

2008 年 11 月 20 日 | カテゴリー: 中の人の戯言

夏休みの宿題。
というものを、私は世間一般が推奨するように、スケジュール通り、あるいは最初の方にまとめてやってあとはうはうはー、という事をやった試しがない。
私は土壇場にならないとあまり動けない人間なのです。
現に今私は何本かプロジェクトにまたがって作業してますし、商業だとか同人だとか作家的にやる事がけっこうあります。
それでものんびり漫画とか読んでる私がいるのです。
プログラム担当のW/Hさんはせかせかした生き方などまっぴら御免だという考え方なようですが、私は常日頃からもっとせかせかしたいと考えている人間です。

で。
忙しい忙しいと口では言いつつも、私はそんな人間ですから、本当の〆切前にならなければ力が入りません。
逆に言うと私は信じているのです。
土壇場になれば一発やってくれる妖怪が私の中に住んでいると。
現にここ数日、同人誌の〆切の為に私は後輩宅に転がり込み死ぬ気で作業を進めた結果、かつての11ページ/4日という自己記録を更新し、15ページ/5日を成し遂げました。
寝ては駄目だ、と必死に自分を言い聞かせつつ、ミンティアやワサビ(注:ワサビは顔に塗り付けて使う)という眠気覚ましアイテムに自らを浸け、何とかやってやりました。
らき☆すたに興味のある人は是非、次の24日月曜日に川崎で開かれる陵桜祭6かー9 「 前方不注意 」まで是非起こしください。
じゃなくて。
とにかく私の中の妖怪が今回も頑張りました。
そう、ダラダラ作業などしたくないから私は作業時間を「11月初めから〆切の17日までに32P書き上げる!!」とあらかじめ決め、自らの妖怪に賭けた、ともいいます。
その為の前準備は常に万全。マクロツールによる大量の自作マクロを左手のキーにひたすら集中させて駆使するコミックスタジオの技術は自分でも凄まじい域に達していると自負しているし、時間とクオリティという両荷物の中から最適解を見つけ出すのもだいぶ慣れてきました。
「もっと計画的に作業していれば」と妖怪が何度も呪いの言葉を吐いたようですが、そんなものは過ぎてしまえばなんと言うこともない。
そんな妖怪になれる時間が私は大好きなのです。

でも

だからといって、ですよ。

頭のいい人なら普通は〆切一週間前にPoseManiacsがローカルであればもっと作業早まるんじゃね?といきなりローカルCGI環境を構築して自作スクリプトをこしらえたりはしない

そして自己満足の為だけのバージョンアップとかもしない。

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