独自スクリプト

2009 年 11 月 18 日 | カテゴリー: 製作について

こんにちは、snowgreenです。

周囲の反対の中、結局作っていたプログラムにスクリプト解析を二つも組み込んでしまいました。
一つはシナリオパート用のテキスト形式のもので、
もう一つはレイヤーのアニメーション用のバイナリデータのものです。
後者に関してはは使いこなせそうな人はどうやら僕一人のようです。

スクリプトに限らず、プログラミング言語などの人工言語の設計にはたいてい
用途や時代背景などが絡んでいます。
Cの系統は入門書の冒頭にもよく書かれています。
数多くの言語たちが目指したもの(一部「結果」も含まれてますが……)の一例としては

  • コンパイラが123Byte
  • 人工知能の設計に適している
  • 文系の学生でもわかる
  • 命令は日本語

といったところでしょうか。
有名所を挙げたつもりではありますが、それぞれ言語の例がかわかりますか?
ちなみに、この中なら3つめがもっとも有名でしょう。

今回僕が組み込んだスクリプト解析のうち、
シナリオ用のものは既存のノベルゲームエンジンの記法をまねたもので、ちょっといじれば
そのゲームエンジンでもほぼ動くはずです。
対してアニメーション用のスクリプトは逆ポーランド記法による完全な独自仕様で、
コンピュータでの整数計算に特化させています。
理念が違えば、見た目も変わります。

マスターアップの期限が迫る中、これらのスクリプトがゲームの見た目を支えています。
見た目以外は……僕だけでは支えきれませんでした。
誰がどこを頑張ったかは、スタッフロールで。

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