基本システム実装、初心者にはきついよ……「Near The Sun」制作記#2
15期のドッグウッドと申します。
今回は基本システム実装の話です。
基本システム実装は、ゲーム製作、特に初心者にとって最も難しい段階だと思います。
自分ができることも、これからできるようになることも曖昧なまま、それでも拡張性の高いコードを書かないといけないのですから……。
下手なコードを書けば将来どうしようもなくなる、スパゲッティコードになるぞと脅されますが、それでも作り始めなければモノは完成しません。
主人公の動作制御については割とまともなものが書けた……気がします。開発から2年半経ちましたが、一応まだ動いているので。
ステートの遷移と実際の移動を別ファイルに分ける、や主人公の動作をステートとアクションに分けて考える……などの設計はうまくいったのですが、今でも正解がわかりません。誰か答えを教えてほしい。
うまくいかなかったこととしては、主人公を1フレームごとに定数値で動かしていたとか、RigidbodyのAddForceでキャラを移動させていて動作が安定しないとか……初心者あるあるのミスはほとんど踏み抜いた気がします。
UIをステージ作成機能で組んでしまったせいで、解像度の変更に対応できなくなるという問題もありましたね。


そんなこんなで試行錯誤を繰り返しながらも、2022年12月には、主人公の挙動、敵からのダメージ処理、会話システム、アイテムによるレベルアップなどが形になってきました。
そして、2022年の大晦日。除夜の鐘を聞きながらバックログと格闘していると、ふと気づきました。
制作開始からすでに4か月が経過しているのに、ストーリーはほぼ未着手。考えているのはトゥルーエンドの結末だけ。
敵の動きもほとんど実装できていない。グラフィックは仮素材のまま、音は一切入っていない……。
あれ、これっていつ完成するんだろう……。