22才の春休み

2010 年 3 月 29 日 | カテゴリー: 中の人の戯言

みなさんこんばんは、八索です。

昨日は森くんがノベルゲでのホラーについて何やら書いてくれたようですが、今日はノベルゲにおける音の表現についてもうちょっと話をしたいと思います。

音には当然2種類ありまして、効果音と音楽です。効果音のほうは説明するまでもないと思いますが、音が鳴る場面だったら何でも効果音を突っ込めばいいというわけでもありません。効果音にも

・多用すると効果が薄れる
・擬音語による表現の使い分けができない

といったようなデメリットがあります。特に後者は見過ごしがちですが意外と重要です。同じ銃声でも、バンパァニでは全然印象が違いますよね。

もちろん擬音語と効果音を併用することもできないことはないですが、どちらか単体よりも少し中途半端な感じになります。

さて、音楽もさらに2つに分けることが出来ます。BGMとそうではない音楽です。

BGMはプレイヤーには聞こえますが、作中の登場人物には聞こえていません。BGMではない音楽というのは、効果音と同様に作中のその場面で実際に鳴っている音楽ということです。

効果音というのは音を使えないメディアであっても、擬音語で代替が可能です。しかし音楽モノの小説なりマンガなりを読んだことがあれば分かると思いますが、音楽というのは中々言葉で表現しにくいもの。聞いたことのない音楽を文字情報だけで想像しろというのも割と無理難題ですよね。ノベルゲであれば、直接その音楽を流せばいいのでとっても簡単!というわけです。

言われてみれば当たり前という感じですが、ノベルゲームの音楽=BGMという固定観念はまだまだ結構強いんじゃないかと思います。もうちょっと音楽自体に焦点を当てた作品が増えると嬉しいですね。

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