Aseprite最高!「Near The Sun」制作記#10

2025 年 6 月 1 日 | カテゴリー: Near The Sun, 製作について

15期のドッグウッドと申します。

今回はAsepriteについて話す……前に、ついに製作記#10です。めでたい!
実はこの製作記、先に#0~#10まで書いてから世に出しています。
こういう定期的に出すもの、性格的にいくつか貯めておかないと不安になるんですよね……。

さて、Asepriteです。
AsepriteはIgara Studioが販売するドット絵特化型お絵描きツールです。
MacOS版とWindows版があります。
値段は2025/03/28時点のsteamで2050円です。

https://store.steampowered.com/app/431730/Aseprite/?l=japanese

左下の色を選択する領域を広くすると使いやすい

Asepriteは上のような画面をしています。
レイヤー、基本図形の描画、塗りつぶしなど、基本的な機能は全て入っています。また、Indexモードではパレットの色を変更することでキャンバス上の色を一括変更できます。
オニオンスキンやタグ付けなど、アニメーション用の機能も豊富です。
また、ゲーム制作に有用な特徴がいくつかあります。

一つ目はタイル表示です。
タイル表示に設定することで、シームレスな画面要素を簡単に作ることができます。また、アップデートでタイルマップレイヤーが追加されたことで、画面上でのタイル単位での移動や要素の作成がさらに簡単にできるようになりました。

タイル表示
タイルマップモード

2つ目はUnity用の拡張機能の存在です。
https://github.com/talecrafter/AnimationImporter
ここに公開されているパッケージを導入することでUityとの連携をすることができます。
具体的にはファイルを選択することでフレームレートに合わせたAnimatorControllerとAnimationを作成・更新することができます。Image・SpriteRendererのどちらにも対応しているので、UIのアニメーションを作成することもできます。
もう僕はこの機能なしではアニメーションが作れなくなってしまいました……。

ドット絵のゲームを作るなら、Asepriteがあればほとんど他のイラストソフトは使いません。たまに幾何学的な模様を作るときはPixelComposerなどを使うくらいですかね。
https://store.steampowered.com/app/2299510/Pixel_Composer/?l=japanese
ゲーム製作をしている間、というかPCを閉じても起動しているので使用時間がすごいことになります。

たった2000円でもう他のソフトはいりません!僕はマウスでドット絵を描いています!ぜひあなたもAsepriteでドット絵生活を!

次回は初のイベント出展について話そうと思います。
ではこの辺で。

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