ミドルウェア

2009 年 9 月 21 日 | カテゴリー: 製作について

おはようございます、snowgreenです。

長かった休みもあとわずか、次第に制作のタイムリミットが近づいてきました。
担当しているパズルゲームは見た目はともかくやや動く形になってきています。
今日もこれから大学で会議です。
描画などの細かい処理関連をどうするかを未だに決めかねていて、後で楽に変更できるように組んでいるのが逆に足を引っ張っている気もしなくもないです。

描画や操作などハードウェアを扱う部分は環境に依存することが多く、環境によってはうまく動作しないプログラムも必ず出てしまいます。
(そのような事態を可能な限り減らすのもデバッグです)
環境に依存する部分をライブラリや仮想マシンにまとめてしまうことで、その部分を取り替えることで多様な環境に対応できるようにする方法もあります。

最近は「次世代ゲーム機」と呼ばれる主なコンシューマ機が3台あり、勝敗は完全には決していません。
ある程度対象とするプレイヤーの住み分けができてはいますが、それでも売れたタイトルは他のハードでも出されています。
例えば「PS3初のRPG」はXbox360からの移植でした。
マシンスペックを十分に活かすことのできる物を作るためには、膨大な開発費がかかります。
ゲームソフトの値段が上がってきているのにはそういう理由もあります。
(PS3などはハードの値段を下げソフトの売り上げで利益を稼ぐタイプで、さらにソフトに上乗せされます。パソコンのプリンタなどと同じ戦略です。)
そうなると、「いかに少ない開発費で多く売るか」が重要になってきます。
ハードごとのライブラリさえ用意してしまえば少ない制作費で別のハードの所有者にも買ってもらえる、ということです。

そういえば僕の弟もPS2版のTales of SymphoniaをGC版の攻略本片手にやっていました。
追加要素やボタンの関係で苦戦していましたが……。

さすがにせっかくの長期休暇、結局どのサークルの合宿にも参加していないため自分で旅行のようなものをしてみることにしました。
今日の会議の後、その足で夜行バスで実家へ帰省(この夏3回目)、その後免許を取り(あとは試験だけ)、両親の実家を回って戻ってきます。
移動時間が長く、対してノートパソコンは持って行くもののバッテリ持続時間が5分であるためしばらくは制作はできない――ということにしておきます。
(実は移動中もデスクマシンを遠隔操作できるためできなくはないですが)
とにかく、開発を行うソフトも環境を選びます。
以上、僕の言い訳でした……。

コメントはまだありません。