音楽は作るのに時間掛かるよねー
こんにちは.音楽担当のじゃんくです.今日の言いたいことはタイトルに集約されているのでそれを読んで満足した方はどうぞお帰り下さい.
さて創作者かつ表現者の端くれである僕としては,やはり自分の担当である音楽を用いて自己表現をしていきたいわけですが,何分音楽は作るのに時間がかかりますね.
もちろんこんなことは自明であり今更改めて主張するようなことではないのですが,このブログの絵師さん達が記事と一緒にラフなり何なりを気軽に(というと怒られるかもしれませんが;)載せているのを見ると少し羨ましくなってしまいます.
あれらの絵をどれくらいの時間で描いているのかは知りませんが,僕の知る限りラフ絵くらいならささっと描いてしまう方が多いですし(会議中にいつの間にか絵が出来ててびっくりしたり),鉛筆と紙さえあれば描けてしまうのも魅力的です.
その点音楽はというと,絵でいう「ラフ絵」に相当するものが無いのですよね.
いや,無いというと語弊があるかもしれません.音をスケッチした仮曲をラフと捉える事も出来ますし.まぁ要するに有る無しが問題なのではなく,その完成に至る前段階のものを作品として公開出来ないという点が困るのです.
どう困るというかというと,「気軽にちょっと創作して公開」という事が音楽だと非常に難しいのです.
音楽で製作時間を短くするということを考えますと,まず曲の長さを短くするかあるいは音色数(楽器数)を少なくするかということが考えられますが,どちらもあまり上手くいきそうにありません.
前者ですとジングルなんかがありますが,あの短い時間で何か表現するというのは難しいですし,素材という要素が強いのでそれ単体では楽しめないですね.
後者ですと……そうですね.生楽器系の音ならその楽器単体でも独奏として十分聴けますが,ベタ打ちではどうしようもないので結局打ち込みに時間が掛かってしまいます.僕なんかはリアルタイム入力が使えない人なので特にですね.
要するに,落書き的なものが音楽に無いというのが残念だなぁということです.
いやZUN氏なんかは「これは絵でいう落書きに相当するものです」という体で音楽を公開されていましたが,それでも3時間以上はかかっていたと思いますし.それくらいはうだうだ言わずに時間かけてやれよ!という事でしょうか.
……まぁ,別に何かを主張したいわけではなく,ただの愚痴でした.
音楽創作に携わっている方は共感して頂ければ嬉しいですし,絵や文章を創作している方はぷぎゃーとでも思ってくれればいいんじゃないでしょうか.
……あー.そういえばプログラミングも時間かかりそうですね.場合によっては何ヶ月とかのレベルですし.
まぁいいや.それではまた.