Coilion 完成版、夏コミで頒布します!
はじめまして。ノンリニア8期のりじちょーです。
先日、東京大学五月祭で完成版を先行頒布した「Coilion」、
そのメインプログラマ、絵師、譜面屋、マネージャー、その他雑用係でした。
Coilion、いくつかバグ報告を頂いていますが(ありがとうございます&ごめんなさい!)、
ゲームの進行に差し障りのあるものは今のところありません。よかった。
近々まとめて1.0.1パッチを公開する予定です。
夏コミでの頒布に合わせてになるかな。
というわけでちょっとばかし夏コミの宣伝です。
頒布スペース:4日目(月曜日)南ヤ33b
頒布価格:1000円
収録曲数:42曲
シナリオ:全8章+α
想定プレイ時間:10時間~
音ゲーマーのみなさん、見てくださいよ、10クレで遊び放題ですよ。
ちなみにシナリオの「+α」の部分、実は3~4章分くらいの文量があります。
私がデバッグがてら全曲解放RTAをしたところ、7時間かかりました。
そんな感じのボリュームです。
製品版の収録楽曲の一部もご紹介しましょう。
Coilionは、製作に4年を費やしています。
もっとも、うち1年くらいはコミケ落選に伴う延長戦でしたが。
その間に収録曲が5曲ほど増えていたりします。
大学に入学して、勧誘ビラに吸い込まれるようにノンリニアに入り、新入生プロジェクトを終えたB1の秋。
同じく新入生プロジェクトを終えたもう一人のメンバーT氏と、何か作りたいなぁという話になり。
私が「音ゲー作りたい!」と主張し、
T氏が「RPG作りたい!」と主張し、
じゃあ混ぜるか!
というかなり行き当たりばったりのスタートを切った本作。
なんだかんだうまくまとまったんじゃないかなと思います。
というわけで、
夏コミ4日目に参戦される方はぜひ 南ヤ33b にお立ち寄りください!
以上、宣伝でした。
以下、プログラマとしての雑記。
Coilionのビルド環境はUnity5.3.4です。え、古くない?
どれくらい古いかというと、最新版よりメジャーアップデート3つほど昔。
なんとC# 4.0が使えない。マルチスレッドはThreadクラスを使い、
ネットワークはWWWクラスを使っていた時代。ヤバいですね☆
それもこれも、Unity5.3.6でフォント表示のバグが直ってしまったのが原因。
いや、いいことなんですが。
Unityをアプデすると、あらゆるTextの表示がちょっとズレるんです。
正確には、今までズレていたのが元に戻ります。
「まああと1年あれば完成するしこのままでええやろ!」
と5.3.4を使い続ける決心をしてからはや3年。
Unity製の同人ゲーを色々やってきた人にとっては、
もはや懐かしいのではないでしょうか。Coilionの起動画面。
このスプラッシュスクリーン結構好きなんですが、あまりにも犠牲が大きい。
UniRxだって当然使えないわけです。つらい。
アプデは大事、というお話でした。
今携わっている別プロジェクトはUnity2019.1.6で動いています。そこそこ最新。
そうそう。
駒場祭や五月祭で告知はしていますが、
完全新プロジェクトが 30人規模のメンバーで進行中です。
私はそこのPLだったり。
また数年規模の大プロジェクトになります。
これに関してはまた別の記事でお話ししましょう。