Coilion 完成版、夏コミで頒布します!

2019 年 6 月 30 日 | カテゴリー: Coilion, 中の人の戯言, 製作について

はじめまして。ノンリニア8期のりじちょーです。

先日、東京大学五月祭で完成版を先行頒布した「Coilion」、
そのメインプログラマ、絵師、譜面屋、マネージャー、その他雑用係でした。

 

Coilion、いくつかバグ報告を頂いていますが(ありがとうございます&ごめんなさい!)、
ゲームの進行に差し障りのあるものは今のところありません。よかった。

近々まとめて1.0.1パッチを公開する予定です。
夏コミでの頒布に合わせてになるかな。

開発データはもうver 1.0.1表示。

というわけでちょっとばかし夏コミの宣伝です。

PV

頒布スペース:4日目(月曜日)南ヤ33b

頒布価格:1000円

収録曲数:42

シナリオ:全8章+α

想定プレイ時間:10時間~

公式サイトに無料体験版(4章、12曲)あります!

音ゲーマーのみなさん、見てくださいよ、10クレで遊び放題ですよ。

ちなみにシナリオの「+α」の部分、実は3~4章分くらいの文量があります。

私がデバッグがてら全曲解放RTAをしたところ、7時間かかりました。
そんな感じのボリュームです。

 

製品版の収録楽曲の一部もご紹介しましょう。

メインストーリークリア後、アフターストーリーを進めると解禁。
メインストーリークリア後、アフターストーリーを進めると解禁。
アフターストーリークリア後、特定のクエストクリアで解禁。
アフターストーリークリア後、特定のクエスト(高難度)クリアで解禁。

Coilionは、製作に4年を費やしています。

もっとも、うち1年くらいはコミケ落選に伴う延長戦でしたが。
その間に収録曲が5曲ほど増えていたりします。

 

大学に入学して、勧誘ビラに吸い込まれるようにノンリニアに入り、新入生プロジェクトを終えたB1の秋。
同じく新入生プロジェクトを終えたもう一人のメンバーT氏と、何か作りたいなぁという話になり。

私が「音ゲー作りたい!」と主張し、
T氏が「RPG作りたい!」と主張し、

じゃあ混ぜるか!

というかなり行き当たりばったりのスタートを切った本作。
なんだかんだうまくまとまったんじゃないかなと思います。

PVより。明確なエネミーとの戦闘がある音ゲーは珍しい?

というわけで、

 

夏コミ4日目に参戦される方はぜひ 南ヤ33b にお立ち寄りください!

 

以上、宣伝でした。


以下、プログラマとしての雑記。

 

Coilionのビルド環境はUnity5.3.4です。え、古くない?
どれくらい古いかというと、最新版よりメジャーアップデート3つほど昔。
なんとC# 4.0が使えない。マルチスレッドはThreadクラスを使い、
ネットワークはWWWクラスを使っていた時代。ヤバいですね☆

 

それもこれも、Unity5.3.6でフォント表示のバグが直ってしまったのが原因。

 

いや、いいことなんですが。
Unityをアプデすると、あらゆるTextの表示がちょっとズレるんです。
正確には、今までズレていたのが元に戻ります。

 

「まああと1年あれば完成するしこのままでええやろ!」

 

と5.3.4を使い続ける決心をしてからはや3年。

 

Unity製の同人ゲーを色々やってきた人にとっては、
もはや懐かしいのではないでしょうか。Coilionの起動画面。

三角形が組み合わさってUnityのロゴが作られていく。好き。
最近のスプラッシュスクリーンは面白みがない。

このスプラッシュスクリーン結構好きなんですが、あまりにも犠牲が大きい。
UniRxだって当然使えないわけです。つらい。

 

アプデは大事、というお話でした。

 

今携わっている別プロジェクトはUnity2019.1.6で動いています。そこそこ最新。


そうそう。
駒場祭や五月祭で告知はしていますが、

 

完全新プロジェクトが 30人規模のメンバーで進行中です。

 

私はそこのPLだったり。
また数年規模の大プロジェクトになります。
これに関してはまた別の記事でお話ししましょう。

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