2010 年 1 月 11 日 | カテゴリー: 製作について

こんにちは、bufferです。

さあ、最近ノンリニアの内部でSkypeが使われ始めました。
(事の発端にかかわっている人をここら辺で見かけたよ)
これまでは、文字列によるチャット会議が行われていたわけですが、
駄目な人々常識に囚われない集団でSkypeによる会議が試みられました。

おぉ、文字列よりもアクティブな会話が期待できるぞぉ、と思いきや…
12人もの人間でSkypeをすると大半の人が黙ってしまい、予想外に弾まないコミュニケーション。
文字列による会話にしても、音声による会話にしても、人数が集まり過ぎた時の会話は難しいものです。

やはり、一番効率のよい意志疎通の手段は、原始的なようですが直接会って話すことです。
某最大手検索会社でも、その気になれば最先端のIT技術を駆使できそうなのに、
やっぱり人と直接会って話をすることにこだわっているらしいです。

さあ皆さん、引きこもってばかりいないで外に出て人と繋がりましょう!
(自戒もこめて)

2010 年 1 月 9 日 | カテゴリー: 中の人の戯言, 製作について

こんばんは、狐です。

とりあえずノンリニアぼっくす配布開始おめでとうございます! 当日たくさんの方に手に取ってもらったようで本当にありがとうございます!(まあSTGにおけるシナリオは刺身のつまみたいなもんですが、欠片でも楽しさに色を添えられたら感激です)

それでですね。実はあのデータにLeiriaのストーリー(ステージを作る際に使用したスケッチ小説)を同封しようとしたのですが、実は忘れてしまいまして……。なんだかんだであった方がいいだろうということで現在推敲してOHPで公開できるように準備しているのですが。

推敲の手伝いをお願いした人にですね、その小説を七割がた真っ赤にされまして。

ええ、七割がた。

……心が折れそうです。十回くらい再提出してようやく「良」って言われました……。たった三行のために……。

いや、大変ありがたい話ですどんどんやってほしいですこの業界マゾじゃないとやっていけませんよねフヒヒ。

そんなわけで、きっと再来週あたりからストーリーの公開が始まるんじゃないでしょうか。気づいて読んでもらえたら嬉しいです。では、Hardノーコンクリア目指して頑張ってくださいね☆

2010 年 1 月 1 日 | カテゴリー: 製作について

あけましておめでとうございます。2010年になりました。10で割ったら201。さらに3で割って67。わりと大きな素数さんが隠れていらっしゃいました。どうでもいいですね。

昨年末は冬コミの準備であわあわと忙しく、、、僕は比較的、ひま・・・だったので、そんなみなさんの様子をのんびりと眺めておりました。私事ですがインフルエンザにかかってしまい、冬コミに出征するみなさんの様子を見ているしかありませんでした。本当にありがとうございました。

そんな2009年、ノンリニアに触れてくださってありがとうございました。

さて、2010年、これからのノンリニアですが、いよいよ新プロジェクトが起動し、真の頭角才覚が顕れるのではないかと思われます。どうぞ今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

個人的なことを書きますと。

インフルエンザにかかった後、何か脳内で革命的なことが起きたようでして。(イメージ映像ですが)床に伏せっていたかと思うと、いきなり立ち上がってペンを握りしめ「俺はアクションゲームを作るんだ!」と叫んだかと思うと、パソコンを立ち上げて猛烈な勢いでプログラムを打ちこみ始めたのです。(あくまでイメージ映像です。)

と、まあ、冬休み明けに始めようかと思っていた新規ノベルゲー企画を放り出し、なんとアクションゲームのプログラミングを始めてしまったのです。(自分でも途方に暮れています。)

プログラミングはHTML、javascript、HSPをやったことがある程度で、Cなんて全然わかりません。ましてやDXライブラリなんてなんぞやよ。というわけで、1ぐらいからのスタートとなりましたが、クドわふたーが発売するまではやる気が続くと思いますので頑張っていきまっしょいわっしょい!という気分です。(気分です。)

2010 年 1 月 1 日 | カテゴリー: 製作について

こんばんは、再びRalfです。

まずはThe Chaste Full-metal Maiden -Leiria-製品版の修正パッチ配布のお知らせです。
先日の冬コミで「ノンリニアぼっくす」を購入された方はこちらからダウンロードをお願いします。
パッチを当てなくてもクリア自体に問題はありませんが、パッチを当てていただきますようよろしくお願いします。

さて、今回はLeiria開発陣からLeiria開発の裏話でも。

実は、冬コミで頒布した“箱庭せるふ”“The Chaste Full-metal Maiden -Leiria-”“Forze―灑史録―”は新入生企画と呼ばれる、その年度に入部した新入生が中心となって製作したゲームなのです。
(一部上級生に応援を依頼した作品もあります)
「短期間で製作できる簡易的なゲーム」を目指し、それぞれの企画(ノベル班・STG班・パズル班)が立ち上がりました。
中でも、STGとパズルはノンリニア初の試みでした。

さて、STG班はリザルト画面を入れる処理が面倒、という理由で1面構成のSTGを作ろうということになりました。
ただ、1面だけだと味気ないので「中ボス2ボス1の1面構成の縦弾幕STG」を作る、という企画案で確定しました。
それが、中ボスがそれぞれ1ボス、2ボスとなって現在の3面構成のSTGとなったわけですね。

3面で終了、ということで3面ボスが最終ボスとなりました。
これが3面ボス“ロベリア”が強くなっている理由ですね。
また、3面で終了するため、1プレイに掛かる時間は約10分と短いです。
そのため、1回クリアして終了というSTGではなく、何度もプレイしてもらってスコア稼ぎを楽しんでもらおう、というゲームになっています。
エンディングを4種類用意した理由も、1プレイが短いからですね。

ゲーム自体が短かったため、難易度を複数用意したり、隠し要素を用意したりと、いろいろ拡張することもできました。
隠し要素の内の一つに関するネタばれですが、製品版は「Normal以上、3面ボス撃破までノーミス」で突破すると何かが起こります。
それが何なのか、是非ご自身の目でお確かめ下さい!

2009 年 12 月 31 日 | カテゴリー: 活動その他

こんばんは!Ralfです。

冬コミにご来場いただきありがとうございます!
無事、ノンリニアの出展する2日目も終了、そして今日で3日間に渡るコミケも終了ですね。
ノンリニアの今回の頒布物はパズルゲームとシューティングゲーム、そしてサウンドトラックを同梱した「ノンリニアぼっくす そのいち」、夏コミで頒布したノベルゲームの完全版「箱庭せるふ 完全版」、そして「徒咲昏」でした。

サークルスペース的にはパズルやシューティング島から孤立したノベルゲーム島に配置されていましたが、予想以上に「ノンリニアぼっくす」をお買い求めいただいた方々が多く、ノンリニア一同で驚いております。
パズルゲームもシューティングゲームもノンリニアにとっては新入生企画であり初作品だったんですよね。
いやはや、驚きです。

このイベントを機に、様々なジャンルのゲームを製作していけるよう、部員全員で精進していく次第です。

さて、次の機会は夏コミになるでしょうか。
それまでしばしの間お暇させていただきます。
さらにパワーアップした(?)ノンリニアにご期待ください!

2009 年 12 月 30 日 | カテゴリー: 中の人の戯言, 活動その他

こんばんは、瑠璃です。

今日はコミケでしたね。私自身は所用があって行けなかったのですが、多くの方にお手に取っていただいたようで、ありがとうございます。特に私がメンバーだった箱庭せるふは、コミティア直前はどうなることかと思いましたが、無事(?)完成しきちんとパッケージングされて皆様のお手元に届いているかと思うと感慨深いです。

さて、いまノンリニア内では多くの企画がどんどん具体化されていっています!どうぞお楽しみに。

新作旧作ともどもどうかよろしくお願いします。それでは良いお年を。

2009 年 12 月 28 日 | カテゴリー: 活動その他

こんにちは、コミケ前&卒論前だというのに風邪を引いて引きこもっている八索です。皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて最近ノンリニアの公式トップページをご覧になった方はお気付きかと思いますが、ノンリニアでは現在こたつ……ではなく新企画の絵師を募集しています。絵師の要らない種類のゲームも意外にあるのですが、普通のノベルゲームの場合にはやはり立ち絵なしではどうにもならないので割と切実です。各人の知り合いを拉致勧誘するなどという手も考えましたが、暇とやる気とスキルを兼ね備えた人材というのはなかなか得難いものです。ここはネットを通じて広く志ある人物を求めようという話に相成りました。

というわけで腕に覚えのある方は、冷やかし半分でも結構ですのでぜひご連絡ください。募集の詳細はこちらです。

2009 年 12 月 25 日 | カテゴリー: 中の人の戯言

いつからだろうか。彼がその古小屋に住んでいるのは。見渡す限り砂と岩だけの世界にあって、ぽつんと建った古小屋と申し訳程度の溜池はなんとも物寂しげであり、世界には彼の他誰も存在していないようにも思えた。

 しかし、彼にとってそれはさしたる問題ではなかった。

そもそも彼には「自分以外の誰か」という感覚はなかった。物心、といっても常人のそれとは異なる「こころ」を身につけるその頃には、彼は既にこの古小屋に一人きりで、何百何千の朝と夜を繰り返して、今日もこうして夜明けを迎える。

 

 ――だが、変化は突如として訪れた。

 

 彼が最初に「それ」に気付いたのは明朝。毎日、全く同じ時間、全く同じ方角に、休むことなく顔を出す太陽の光が、彼に夜明けを告げる窓越しの光明が、何故か差し込んで来ていなかった。

 それは些細な変化ともとれただろう。しかし、変化の一切が存在しない日常を唯々漠然と繰り返してきた彼にとって、これは看過しえないことに違いなかった。

それでも、訪れた変化の受諾を拒むかのように、彼は一応の朝の諸事を済ませた後、普段通りの服装で表へ出た。

 

 

 扉の外には、いつも通り、砂と岩だけの大地が広がっていた。地平の彼方までを埋め尽くす、一切の生命を拒む荒土。

―ただ一つだけ違っていたのは、刻限としてはもう疾うに夜明けを過ぎているにも関わらず、辺りは曙のごとく薄暗いということだった。

 

 詰まる所、始め、彼は「それ」に気付かなかった。彼の眼前には、薄暗い大地と漆黒の虚空が広がり、然るべき場所に太陽は鎮座していなかった。―そう思えた。

ところが、ふと背後を振り返る。すると、そこでは空は平時の蒼を既に取り戻し、また、地平の彼方には陽光を受けて黄土に照る大地が微かに見えていた。

彼は再び前方へと視線を戻す。

 

――ここにきて、やっと彼は「それ」に気が付いた。漸く事態は認知される。

 

彼は全てを悟る。

太陽は昇らなかったのではなく、隠されていたのだった。大地が陽光を受けないのは、辺り一帯が深い影に埋もれていたからだった。蒼天は漆黒へ染められたのではなく、彼の視界のほぼ全てを覆う「それ」によって、切り取られていたのだった。

 

よくよく目を凝らして見れば、茶褐色の胴に深緑を這わせる「それ」は・・・

 

                        一本の巨大な“樹”だった。

2009 年 12 月 23 日 | カテゴリー: 中の人の戯言

皆様こんばんは.12月もいよいよ残り少なくなってきました.
昨日22日は冬至,今日23日は天皇誕生日,そして明日明後日は……?
キリスト教の人もユダヤ教の人もイスラム教の人そうでない人も,奇跡を信じる人も信じない人も,
少し祈る気になったりならなかったりな二日間ですね.
ディスプレイに供える用のケーキはもう買ったでしょうか?

厳密に言うとクリスマスは24日の日没から25日の日没までなのです.
昔のヨーロッパは日没が一日の境目だったんですね,日の出が境目の日本とは真逆です.
クリスマス・イブと名乗れるのは24の夜からです,イブイブなんてワードは残念な響きの極みです.
というわけで24の昼間や25の夜に”クリスマスだおめでとー”と言っている人には生暖かな目で接してあげましょう.
いいんです,お祭りですから.

まぁ,自分は明日田舎に帰省するからそんな喧騒も関係ないんですけどね.

2009 年 12 月 20 日 | カテゴリー: 中の人の戯言

今日は12/20。クリスマス前の最後の日曜日。
キリスト教では今日を主の降誕祭としているわけだが、それでもクリスマスまで
あと5日もあることを考えると少し奇異に感じられる…

とまあ、うんちくはここまでにして、コミケまであと10日を切りました。
トップページにもあるように、ノンリニアは30日に展示を行います。
というわけで、いよいよカウントダウンの段階に入りました。

そして、2000年代もあと11日。思えば、小泉ジュンイチロー総理の当選、
安倍、福田総理の1年ぼうず、そして鳩山総理へと変わり、10年で日本は
大きく変わったわけですが、みなさまはどうでしょうか? 10年前と大きく
変わったことが、1つや2つはあるはずです。

いろいろなことがあった2000年代。さようなら、2000年代。
そして、こんにちは、2010年代。

こう笑顔で言えるよいお年をお迎えください。